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INTERVIEW 04

お客様の帰り道までを想像して、
最後のお見送りまで丁寧に。
一歩一歩に入って本当のお客様思考を学びました。

てまえの一歩鈴木 詩織

Q1:現在の仕事内容を教えてください。

飲食店舗でホールとキッチンのスタッフをやっています。 開店前は主に料理の仕込みを担当していて、今ではお魚を捌いたりも出来るようになりました。入社前は包丁も握れなかったけれど、一歩一歩に入って料理が得意になった!という方も結構多いんですよ。

あとは、月に1回「マリアージュ会」という、次月の日替わりメニューをメンバーそれぞれが持ち寄って、社長に食べていただくというイベントがあるのですが、それに向けてどんな料理を作ろうかなと仕込み中に考えたりもしています。 入って1・2か月の子のメニューが採用されたこともあるので、“食”が好きな方には打ってつけのお仕事だと思います!夢があるし、何より喜んでくれるお客様の姿を想像しながら新作メニューを考える時間が、本当に楽しいです。

Q2:「お客様のために」心掛けていることはありますか?

「ご来店いただいたお客様の帰り道までを想像すること」ですかね。
私がホールを担当するとき、一番大事にしているのってお客様がお帰りになる際の「お見送り」なんです。
お店で過ごす時間ももちろん大切ですが、帰り際の一言で、お客様の帰り道に「また来たいね」とか「今日はいい日だったね」とか、一緒に来てくれた方同士での会話が生まれたり、その一日を特別な日に出来たりすると思うんです。だから、ホールのスタッフ同士でお客様がなぜ今日来てくださったのか、こまめに情報を共有するようにして、帰り際にお客様ごとに違う特別な言葉をかける。そして、お客様が角を曲がるその瞬間までお見送りする。
それが私が誰にも負けないと思うお客様への想いとこだわりです!

Q3:これからの目標を教えてください!

今の目標はやっぱり「店長になること」ですかね!
もちろん、1つの店舗を運営する上での数字の知識だったり、決断力だったり、人を動かす力だったり…必要な事はたくさんあるんですが、中でも今頑張って取り組んでいるのは「教える」ということです。
1年半以上働いて下の子たちも増えてきて、お仕事をするうえで何かを教えるということが増えたんです。
とはいえ、どうしたら納得してくれるのか?どうしたら言いたいことが伝わるのか?それがアルバイトの子に対してなのか、社員に対してなのか、伝える相手によっても教え方が変わってくることを学びつつ、苦戦しています…(笑)

だからこそ何かを教える上で「相手の事を良く知る」というのをとても大事にしています。性格や年齢はもちろんのこと、相手を良く知り、相手の立場で物事を考えるというのは、一歩一歩のお客様へのサービスにもつながっているのかなと思っています。

DAILY SCHEDULE

1日のスケジュール

13:00
出勤
13:15
発注をかけていた食材の回収
13:45
営業準備(仕込み、ホールセットなど)
16:00
まかないタイム
16:30
営業前MTG
17:00
オープン
23:00
クローズ
23:30
閉め作業後、退勤